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フランス料理のイメージを覆す、リーズナブルな郷土料理

ラ・ブラスリー

お腹も心も満足するボリューミーなフレンチは、昔ながらの家庭の味

取材日

フランス発の文化や思想、学問を発信する、1952年創立のフランス政府公式機関「アンスティチュ・フランセ」。その敷地内に店を構える「ラ・ブラスリー」は、フランスのガストロノミー(=美食文化。文化と料理の関係性)を紹介するための場としてオープン以来、同機関で学ぶ学生をはじめとする多くのファンに愛され続けている。

緑いっぱいの敷地に建つお店。ツタに覆われた味のあるエントランスは絵本に登場しそう
緑いっぱいの敷地に建つお店。ツタに覆われた味のあるエントランスは絵本に登場しそう

“Brasserie”(ブラスリー)はフランス語で、「料理とワインを囲みながら楽しむ気軽なスタイルの店」の意。「本格的な料理をリーゾナブルなお値段で」をモットーに、心がほっと和む空間とメニューを用意している。
家族団らんのひとときにも友だちとの休日にも、そしてまたひとりで楽しむランチタイムにも利用したいと思えるのは、ゆったりとした心地よい時間を満喫できるから。

気候があたたかな時期はテラス席で食事を楽しんで。テラス席にはステージがあり、こちらでイベントも行う
気候があたたかな時期はテラス席で食事を楽しんで。テラス席にはステージがあり、こちらでイベントも行う

とりわけ気楽に楽しめるのはランチ。
「本日のお料理」から、前菜とメインディッシュを一品ずつまたはメインディッシュとデザートを一品ずつ、コーヒーまたは紅茶を選ぶ「Menu Parisien」1,900円(税込、以下同)、「本日のお料理」から前菜とメインディッシュとデザートを一品ずつ、コーヒーまたは紅茶を選ぶ「Menu Detente」2,400円(いずれもパン付き)とリーズナブルだ。
また、子ども連れでも楽しめるよう、本日のパスタまたはオムレツまたはステーキ、アイスクリーム、フルーツジュースで構成される「Menu enfant(=10歳まで限定のお子様メニュー)」1,050円も用意されている。

ランチの主菜は3品前後から選べる。写真はマグレ鴨のロースト ペッパーソース
ランチの主菜は3品前後から選べる。写真はマグレ鴨のロースト ペッパーソース

年間通して人気の前菜は「自家製 田舎風テリーヌ」。フランスでは代表的な昔ながらの家庭料理のひとつで、付け合わせのラスクや新鮮生野菜とも相性がよい。

ランチの前菜は3品前後から選べる。写真は自家製 田舎風テリーヌ
ランチの前菜は3品前後から選べる。写真は自家製 田舎風テリーヌ

メインディッシュの人気メニュー「マグレ鴨のロースト ペッパーソース」に使われる「マグレ鴨」とは、フォアグラを取り出した鴨のこと。フォアグラ用に栄養価の高い餌をたくさん与えられているため、一般的な鴨より肉質がしっかりしていて、味も濃いのが特徴だ。付け合わせは、季節の野菜とじゃがいものグラタン、きのこのソテー。彩りも栄養バランスも抜群の一品だ。

デザートも季節ごとに異なるバリエーションを楽しめるが、“フランスのおばあちゃんの味”を堪能したいなら、なんといっても「ブランマンジェ」がおすすめ。牛乳をたっぷり使ったプリンに添えられた色鮮やかなソースは目にも美しく、口に運ぶ前から幸せな気分でいっぱいになる。

ランチのデザートは3品前後から選べる。写真はブランマンジェ
ランチのデザートは3品前後から選べる。写真はブランマンジェ

「フランス料理と聞くと、『値段が高くて量が少ない』というイメージを抱く人はきっとたくさんいますよね。でも、フランスの郷土料理って本来、毎日食べたくなるもの。むしろ、それこそがフレンチだと思うんです」
そう話すのは、この店の責任者を務めるアイハン・イルベイ氏。本格的な料理を手ごろな値段で提供することで、日本人のフランス料理に対するイメージを覆していきたいのだという。

アイハン氏をはじめ、フレンドリーなスタッフばかり

もちろん、食事のイメージを作るものは料理だけではない。あたたかみある調度品がしつらえられた空間、スタッフの笑顔、窓の外を彩る緑、鼻孔をくすぐるワイン……。そうしたすべての要素が見事に調和しあっているからこそ、本国さながらの美食文化を楽しむことができるのだろう。
天気のいい日ならテラス席をチョイスして、すがすがしい空気を楽しみながらおいしい料理に舌鼓を打つのも一興だ。

また、月に一度開催しているワイン・セミナーや、毎年行われる「パリ祭」「音楽の日」「美食の祭典」「ボジョレーヌーボーパーティ」などのフランス文化にちなんだイベント、お祭りも多くの人で賑わう。開催日に合わせてお店を予約すれば、美食が生まれた背景や歴史、最旬の情報にまで触れることができるので、より一層ガストロノミーを堪能できること間違いなしだ。

※本記事は2017年3月15日取材時点の情報です。
※注記のない価格は消費税込みの価格です。

お店の方の紹介

アイハン・イルベイ

フランス・ノルマンディー地方出身。18年前に来日して以来、銀座「三笠会館」をはじめとする飲食店に従事。「ラ・ブラスリー」に入店したのは11年前のこと。現在では同店の責任者を務めている。

インタビュー

Q.日本語はどこで覚えたんですか?
来日前にパリで3か月ほど語学学校に通いました。その後、来日して1年半は日本で働きながらスクールに通いしました。最初の1年間はひたすら書くだけ。残りの半年はビジネス学校です。
Q.何歳のときに来日したんですか?
30歳くらいだったかな。でも、今もまだ30歳ですよ(笑)。
Q.好きな日本料理は?
日本料理は全部大好きですね。嫌いなものがないくらい。特に好きなのは煮物で、自分でも作りますよ。あと、鍋も好きですね。
Q.どうして日本に興味を持ったんですか?
日本人がヨーロッパに興味を持つのと一緒じゃないかな。気付いたらアジアに興味を抱いてました。

お店の情報

店名 ラ・ブラスリー
ジャンル イタリアン・フレンチ
エリア 水道橋・飯田橋・神楽坂
住所 東京都新宿区市谷船河原町15

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